🔢 演算子
Pythonで計算を行うための演算子を学びましょう
📝 学習ステップ
足し算(+)
+(プラス)を使うと、数値同士を足すことができます。
足し算は最も基本的な演算です。2つの数値を+でつなぐと、その合計が計算されます。
引き算(-)
-(マイナス)を使うと、数値同士を引くことができます。
引き算では、左側の数値から右側の数値を引いた値が計算されます。
掛け算(*)
*(アスタリスク)を使うと、数値同士を掛けることができます。
掛け算では×ではなく*を使います。2つの数値を掛け合わせた値が計算されます。
割り算(/)
/(スラッシュ)を使うと、数値同士を割ることができます。
割り算では÷ではなく/を使います。結果は小数点を含む数値(浮動小数点数)になります。
余りを求める(%)
%(パーセント)を使うと、割り算の余りを求めることができます。
10を3で割ると、商は3で余りは1です。%演算子は、この余りの部分を計算します。偶数・奇数の判定などでよく使われます。
商を整数で求める(//)
//(スラッシュ2つ)を使うと、割り算の商を整数で求めることができます。
10÷3は3.333...ですが、//を使うと小数点以下が切り捨てられて3になります。これを「整数除算」と呼びます。
べき乗(**)
**(アスタリスク2つ)を使うと、累乗を計算できます。
2 ** 3は「2の3乗」を意味し、2×2×2 = 8となります。べき乗は指数計算とも呼ばれます。
演算の優先順位
複数の演算子を使う場合、計算の順序に注意が必要です。
数学と同じように、掛け算・割り算は足し算・引き算より先に計算されます。順序を変えたい場合は()を使います。result1は14、result2は20になります。
実践:様々な計算
複数の演算子を組み合わせて、実用的な計算をしてみましょう。
商品価格に消費税を加算する計算です。演算子を組み合わせることで、実用的なプログラムを作ることができます。
🐍 Pythonエディタ
左のコード例を入力して実行してみましょう!