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🔀 if文

条件によって処理を分ける方法を学びましょう

📝 学習ステップ

Step 1

if文の基本

if文を使うと、条件によって処理を分けることができます。条件が正しい(真)ときだけ、インデントされた部分が実行されます。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

if文は「もし〜ならば」という意味です。条件(age >= 18)が真のとき、インデントされた部分(print文)が実行されます。インデント(字下げ)は4つの半角スペースまたはTabキーで作ります。

Step 2

if-else文

elseを使うと、条件が正しくない(偽)ときの処理も書くことができます。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

if文の条件が偽のとき、else:以下の処理が実行されます。このコードでは、50点以上なら1、未満なら0が表示されます。

Step 3

比較演算子:等しい(==)

==を使うと、2つの値が等しいかどうかを判定できます。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

==は「等しい」という意味です。=(代入)と間違えやすいので注意しましょう。num == 10は「numが10と等しい」という条件です。

Step 4

比較演算子:等しくない(!=)

!=を使うと、2つの値が等しくないかどうかを判定できます。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

!=は「等しくない」という意味です。password != "1234"は「passwordが1234と等しくない」という条件です。

Step 5

比較演算子:大小の比較

>, <, >=, <=を使って、数値の大小を比較できます。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

>(より大きい)、<(より小さい)、>=(以上)、<=(以下)という比較演算子があります。score >= 80は「scoreが80以上」という意味です。

Step 6

elif(複数の条件分岐)

elifを使うと、3つ以上の条件を判定できます。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

elifは「else if」の略で、最初のifが偽のときに次の条件を判定します。上から順に判定されるので、80点以上ならA、60点以上80点未満ならB、60点未満ならCになります。

Step 7

論理演算子:and(かつ)

andを使うと、複数の条件が全て真のときだけ実行されます。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

andは「かつ」という意味で、両方の条件が真のときだけ全体が真になります。age >= 13 and age <= 19は「13歳以上かつ19歳以下」という意味です。

Step 8

論理演算子:or(または)

orを使うと、複数の条件のうち1つでも真なら実行されます。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

orは「または」という意味で、どちらか一方でも真なら全体が真になります。day == "土" or day == "日"は「土曜日または日曜日」という意味です。

Step 9

論理演算子:not(否定)

notを使うと、条件の真偽を反転させることができます。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

notは「〜でない」という意味で、条件を反転させます。not rain == "yes"は「rainがyesではない」という意味です。rain != "yes"と同じ意味になります。

Step 10

実践:成績判定プログラム

複数のif-elif-else文を組み合わせて、詳しい成績判定をしてみましょう。

💻 コード例(手で入力してみましょう)
💡 解説:

複数のelifを使って、点数に応じて5段階の評価をしています。このように、if文を組み合わせることで複雑な条件分岐を実現できます。

🐍 Pythonエディタ

左のコード例を入力して実行してみましょう!

📤 実行結果 準備中...
🔄 Pythonエンジンを読み込み中...